パーキンソン病~嚥下障害と構音障害の特徴~

    上記でも記載させて頂きましたが、米国の研究発表ではパーキンソン病の89%以上の方が言語障害を有しており、いずれ100%の方が言語障害を発症するという論文があります。

    しかし上記89%の方のうち、言語聴覚士による専門的なリハビリを受けている方の割合は25%程度とのことです。

    およそ60%以上の方が言語障害を有しているにも関わらず、専門的な治療を受けていないことになります。

    私もパーキンソン病の方を数多く診てきましたが、やはり大半の方が身体の動かしにくさや姿勢、歩きにくさに困っており『言語はまだ大丈夫』といった発言をされる方も多いです。

    しかし上記の数字からもわかるようにいずれ言語障害を発症されます。

    ではパーキンソン病の嚥下障害や構音障害にはどのような特徴があるか以下に記載します。

    嚥下障害

    構音障害

    • 硬いものや大きなものが噛みにくい
    • 食べ物が口の中に残りやすい
    • 食べ物が喉に残りやすい
    • むせた際の咳が弱い
    • 歪音(きれいに音が出ない)
    • 声量低下(声が小さい)
    • 発話速度異常(話すスピードが速い)
    • 発話開始困難(話始めに吃ってしまう)
    • 最長発声持続時間低下(長く声が出せない)

    声が小さい⇒咳払いが弱い

    発音が不明瞭⇒口や喉に食べ物が残りやすい

    唇の音の発音が苦手⇒口から食べ物がこぼれやすい

    舌の音の発音が苦手⇒喉に食べ物を送り込むのに時間を要する

    上記のように、嚥下障害と構音障害は非常に関連性が高いです。
    そのため、発声と飲み込み、両方の機能を維持することが非常に重要となります。
    現時点で問題がなくても予防的にリハビリを行うことが非常に重要になります。
    人と会話をすることも大切ですし、嚥下体操や発声訓練等の自主訓練を行うことも大切です。
    心配な方は言語聴覚士にご相談下さい。その方にあったリハビリや自主訓練の提案を致します。

    言語リハビリあさかわでは山梨県初の完全個別性の保険外(自費)リハビリを実施しております。
    お越し頂くリハビリの他にも、ご自宅への訪問リハビリデイサービスや介護老人保健施設へお伺いし評価やリハビリ、講演会など対応いたします。
    また、同法人「和のデイサービスあさかわ」の食事を用いて実際の食事を使用して嚥下評価を行うことも可能です。

    まずはお気軽にお問い合わせ下さい

    パーキンソン病

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