あわせて読みたい
はじめての方へ~介護保険リハビリと自費リハビリの違いについて
介護保険での言語聴覚士によるリハビリの現状 介護保険で言語聴覚士による専門的なリハビリを受ける手段としては、主に訪問リハビリがあります。 しかし言語聴覚士の絶…
こちらの記事にも記載させて頂きましたが、言語聴覚士のリハビリを受ける手段としては主に以下の3通りになります。
①介護保険による訪問リハビリ
②医療保険による外来リハビリ
③保険外(自費)によるリハビリ(言語リハビリあさかわ)
もちろん上記3つ以外にもデイサービスや介護老人保健施設等にも言語聴覚士がいる場合もありますが山梨県内ではほとんど言語聴覚士が配置されている事業所はないと思います。
今回は③保険外(自費)によるリハビリのメリットについて私が仕事をしていて実感したことについて記載させて頂きます。
保険外(自費)によるリハビリのメリットとして
①ご予算・ご都合が合えば週何回でも行うことが出来る。
②日にちや時間帯が柔軟に対応できる。振替利用が行いやすい。
③外来リハビリや介護保険による訪問リハビリ等の併用が出来る。
①に関してですが
介護保険による訪問リハビリでは大半の方が週1回40分のリハビリが主だと思います。
なぜなら、訪問リハビリを実施している事業所がそもそも少なく、実施している事業所でも言語聴覚士が1人しか配置されていません。そのため事業所が少ないため、山梨県全域を訪問しているため、書類業務等もあり週1回が主となっています。
(実際、私も石和町のリハビリ病院勤務時代に訪問リハビリ事業所へ配置されていましたが、石和から富士吉田市まで片道40分程かけて行っていたこともあります。)
保険外(自費)リハビリの言語リハビリあさかわではICTを導入し業務効率の効率化を図っているためご本人・ご家族のご都合と私の都合が合えば週何回でも利用することが出来ます。
②に関してですが
外来リハビリや介護保険のリハビリでは基本的に曜日や時間帯を決めてリハビリを行います。(例:毎週月曜日10:00~)
そのため、リハビリの日にちに受診等別の予定が入ってしまった場合はリハビリを休まなければなりません。
また実際に食事が困っていたとしても、なかなか食事時間に合わせて訪問リハビリを行うということも難しくなります。
保険外(自費)リハビリでは、日にちや時間帯はご本人・ご家族とその都度相談をしながら決めることが出来ます。
現在私が担当している方は、進行性核上性麻痺という難病の方で日間差・日内変動があり午前中は比較的調子が悪い方がいらっしゃいます。介護保険の訪問リハビリが午後に入っていますが、ご本人やご家族が困っているのは調子の悪い午前中のため、私が午前中に訪問し調子が悪いときの対応等をご家族にアドバイスさせて頂いています。また某ファミレスへ外食へ行くのが好きな方なので、ファミレスへの外食へ同席しその場で食事の評価もさせて頂きました。
このように、保険外(自費)リハビリでは曜日や時間帯が柔軟に調整できますので、実際に困っている場面への介入も行いやすくなります。
③に関してですが
国の法律により外来リハビリと介護保険による訪問リハビリの併用はできません。
そのため、どちらかのリハビリしか受けることが出来ません。
しかし、保険外(自費)リハビリでは外来リハビリや介護保険リハビリとの併用が出来ます。
もちろん他リハビリ施設の職員の方とも連携を図りながらリハビリを提供します。
このように保険外(自費)リハビリには様々なメリットがあります。
①②に関しては特に大きなメリットかと思います。
固定された曜日や時間帯だけではご本人・ご家族が実際に困っている場面が見られないことも多々あります。
私も訪問リハビリ事業所へ務めていた時に
「時間帯をもう少し調整出来れば・・・」「実際の食事場面や外食場面に立ち会えれば・・・」と何度思ったことか。
保険外(自費)リハビリには様々な可能性が秘めていると毎日感じています。
是非、保険外(自費)リハビリを検討して頂ければと思います。
言語リハビリあさかわは山梨県初の完全個別性の保険外(自費)リハビリを実施しております。
お越し頂くリハビリの他にも、ご自宅への訪問リハビリやデイサービスや介護老人保健施設へお伺いし評価やリハビリ、講演会など対応いたします。
また、同法人「和のデイサービスあさかわ」の食事を用いて実際の食事を使用して嚥下評価を行うことも可能です。
まずはお気軽にお問い合わせ下さい。