嚥下障害を有している方では経口摂取を行う上で、誤嚥・誤嚥性肺炎のリスクは付きまとうかと思います。
そのうえで、皆さん出来るだけ誤嚥・誤嚥性肺炎発症のリスクを少しでも低くすることを考えるかと思います。
私はまずご本人やご家族の方に質問をします。
①出来るだけ安全に食事を召し上がりたいのか?
②多少のリスクは承知の上で、食べたい物を食べたいのか?
リスクを選択する人は少ないかもしれません。
しかし疾患や年齢によってもご本人やご家族が考えていることは違います。
リスクを減らしたい方に対しては、出来るだけ安全に召し上がることが出来る食形態や摂取方法などを提案させて頂きます。
もちろん『リスクは承知で食べたい物を食べたい』と選択された方に対しても評価や訓練はしっかりと行い、出来るだけ安全に食事摂取が出来るように全力は尽くします。
ご本人・ご家族としてどうしていきたいのか?
ご本人やご家族にこの質問をした際に、『考えていなかった』と言われる方が多いです。
進行性疾患の方は
食べられるときに食べたい物を食べたい
と答える方もいらっしゃいますし
出来るだけ長く生きたいから出来るだけ安全に食べたい
と考える方もいらっしゃいます。
極端かもしれませんが、これによりリハビリの方向性は異なります。
しっかりとご本人・ご家族の思いをヒヤリングしていくことが非常に大切だと思います。
言語リハビリあさかわは山梨県初の完全個別性の保険外(自費)リハビリを実施しております。
お越しし頂くリハビリの他にも、ご自宅への訪問リハビリやデイサービスや介護老人保健施設へお伺いし評価やリハビリ、講演会など対応いたします。
また、同法人「和のデイサービスあさかわ」の食事を用いて実際の食事を使用して嚥下評価を行うことも可能です。
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