デイサービスや介護老人保健施設で食事前に口腔体操(嚥下体操)を行うのが、今では当たり前になりました。
また病院を退院する時に自主訓練として口腔体操(嚥下体操)を指導してもらう方も増えたかと思います。
一般的に行われているのは、パタカラや早口言葉だと思います。
パタカラの意味をしっかりと理解して行っている方はどの程度いらっしゃるでしょうか?
食べることと話すことはほとんど同じ器官・機能を使用するため、うまく発音することが出来なければ食べることにも何かしらの影響が出ることがあります。
また飲み込みも筋肉が作用しているため、準備体操として口腔体操を行うことも非常に重要となります。
『パ』pa
⇒唇をしっかり閉じて出す音
⇒うまく言えないと口から食べ物がこぼれやすい
『タ』ta
⇒舌先をしっかり上の歯の裏に付けて出す音
⇒食べ物を押しつぶすのが苦手
『カ』ka
⇒舌の奥をしっかりと軟口蓋(のどちんこの手前)につけて出す音
⇒食べ物が気管に入るにくくするのが苦手
『ラ』ra
⇒舌先で上の歯の裏を弾く音
上記のように一つでもうまく出せない音があると、食事の際に何かしらの影響が出てしまうことがあります。
・口腔体操(嚥下体操)でどこが動いているのか、
・飲み込みや話すことには筋肉が作用している。
このことをしっかりと意識して頂くことが非常に大切になります。
運動する前の準備体操と同様に、食事前に口腔体操を行い、いつまでも笑顔で美味しく食事が召し上がれるようになって頂ければと思います。
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