テーマは「飲み込みと発声~発声編~」
同法人「和のデイサービスあさかわ」にてお客様、職員にむけて講演会を行いました。
- 呼吸や声帯振動等メカニズムや両親破裂音や前舌はじき音の区別などを動画を用いて説明させて頂きました。
- 私が所有しているLSVT-LOUD(パーキンソン病国際リハビリ資格)の訓練プログラムの一部で、持続発声と声域拡大訓練を行いました。
LSVT-LOUDは正しく行うことで、パーキンソン病の方でも機能改善が認められます。
以前私が担当していた60代女性のパーキンソン病の方は、リハビリ開始前は最長発声持続時間が8秒程度でしたが、3か月程度しっかりとLSVT-LOUDを行った結果最長発声持続時間が23秒まで改善した患者さんもいます。
今回の講演会で発声発音、飲み込みのメカニズムを簡単に説明させて頂き、発声や飲み込みにも筋力が関係しているからしっかりと専門的なリハビリや自主訓練等を行う必要性を理解して頂きました。
皆さん、加齢と共に筋力が弱り足腰の力が弱くなったり、腕の力が弱くなることはなんとなくわかっているかと思いますが、発声や飲み込みに筋力が関係していると理解している一般の方は非常に少ないです。
飲み込みや発声にも非常に複雑な筋肉が働いているため、足腰同様に加齢と共に弱くなってしまいます。
専門的リハビリや口腔体操をしっかりと行い、いつまでも美味しく笑顔で食事を召し上がれたり、楽しく会話が出来るようにしていきましょう。
言語リハビリあさかわでは完全個別性の保険外(自費)リハビリを実施しております。
お越し頂くリハビリの他にも、ご自宅への訪問リハビリやデイサービスや介護老人保健施設へお伺いし評価やリハビリ、講演会など対応いたします。
また、同法人「和のデイサービスあさかわ」の食事を用いて実際の食事を使用して嚥下評価を行うことも可能です。
まずはお気軽にお問い合わせ下さい。